資料説明

所謂「アニマルセラピー」と呼ばれる動物を医療福祉施設などに導入する取り組みにおける「コーディネーター」の役割と、このような活動の実践現場において実際の動物の触れ合いを展開する際の具体的な手法についてまとめた電子資料です。
動物介在介入（所謂アニマルセラピー）の取り組みを展開する際には、医療福祉施設などの受け入れ側と動物を連れてやってくる活動団体やボランティア側との橋渡しや連絡調整を行う「コーディネーター」が必須です。活動の現場にそもそも動物を導入することが可能なのか評価し、受け入れ側と活動団体側の意向をすり合わせ、実際の受け入れに必要な準備や導線の確保を指揮したり、いざ動物が施設に入って活動する際は、ボランティアの活動をモニタリングし、トラブルシューティングの窓口になったり... 人間の医療や福祉の現場に動物を導入し、質の良い活動を展開させるためには、人間側と動物側の間に立って物事がスムーズに運ぶように「お膳立て」の作業をこなすコーディネーターがなくてはならない存在なのです。本電子資料では、このコーディネーターの具体的な役割を整理し、概観します。
また、電子資料の後半では、動物介在介入の神髄である、実際の動物との触れ合いに使える様々な手法や工夫の方法について整理します。動物介在介入は、多くの方がイメージしているように、医療福祉現場の対象者に単に「猫を抱っこしてもらう」、「犬を触ってもらう」だけではありません。対象者や介入の目的に合わせた様々な動物の活用方法があり、小道具やゲームなど、プラスアルファの工夫をすることも可能です。それぞれのプログラムの状況や目的に沿った手法を見つけるヒントとなるような動物との触れ合いの具体的なアイディアを数多く記載した電子資料となっております。
これから動物介在介入の活動への従事や受け入れを考えている関係者や、既に展開しているプログラムのステップアップを図りたい実践現場の方々におすすめの電子資料です。

■サンプル

• 販売年月：　2021年10月


• 総ページ数：　55　ページ


• 資料種類：　ガイドブック