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動物を飼うときの基準とは?
動物との共生を考える連絡会の動物飼養管理ガイドラインについて

2018年02月15日 掲載

動物を飼うときの基準とは?
動物との共生を考える連絡会の動物飼養管理ガイドラインについて

動物との共生を考える連絡会(以下、連絡会)という動物関係の団体や機関の連合体が、動物の飼養管理ガイドラインを発表した。
現在動物の関係者間で、動物の愛護と管理に関する法律の次期改正に向けて、活発な議論が行われている。その中で、動物の飼養管理基準について、一部の関係者から「数値基準」を求める声が上がっている。
今までも、法改正の度に「基準」をはっきりと示せ、という声が上がっており、残念なことにそれにはいつも「数値基準」という概念が付きまとっていた。冷静に考えれば、動物とは、巨体を有するゾウから体重をグラム数で示さなければならない小さなネズミたちすべてを網羅する言葉である。
飼育舎の構造や規模だけでも、「数値基準」で示すということは、膨大な作業と百科事典のような基準書の作成につながることは言うまでない。それに加え、温度管理、運動場の設定等々を定めることは気の遠くなるような話であることは誰が考えても分かることである。
最も合理的かつ分かりやすい方法とは、数字ではなく動物の体や動き、各種欲求に対してどのように対応するべきかを明記することであろう。
連絡会は、このような概念に則って基本的なガイドラインを作成したのである。幹事団体の代表者たちが何カ月もかけて議論し合いながら作り上げたものであり、極めてシンプルで分かりやすいものであると同時に、実際の運用に適したものであることは間違いない。まずは、基本的なところから始め今後はさらに様々な点を加えていくということである。
動物福祉団体をはじめとして業者、動物園、実験動物施設のみならず一般のペット飼育にも当てはめることができるはずである。 私たちの身の回りのあらゆる動物がどのような基準で飼養管理されているか、それは、アニマル・リテラシーを語るにおいて、無視できない点である。
ぜひ参考にしてほしい。
また、動物福祉の専門家が、施設などを実際に査察した際に、飼養管理されている動物の福祉をどのように評価するのか、その実例として、当法人では、海外のNGOの日本のクマ牧場の査察報告書を販売しているので、ご関心のある方はぜひ参考にしてほしい。
・動物との共生を考える連絡会ウェブページ(外部サイト)
・動物との共生を考える会の動物飼養管理ガイドライン(外部サイト)  

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